一人ひとりの歩む道に寄り添い、輝きを絶やさない

2025.12.01

ビアジェネラルクリニック
院長 岡田恭典
https://via-generalclinic.net/

笑顔の輪を広げていく取り組み

「努力してきた最中に評価され、さらには賞をいただけたことは非常に光栄で、嬉しく思います。同時にまだゴールには至っていないため、今回の受賞を夢や目標を実現するための励みにしたいと考えています」。

そう語るのはビアジェネラルクリニックの院長、岡田恭典氏。同クリニックは、人々の幸福や豊かさを実現する取り組みを推進してきたとして、ウェルビーイング賞を受賞した。

同クリニックの理念は「一隅を照らす」。人とのつながりや縁を大切にし、一人ひとりが輝くことを理想としている。「当クリニック一同が輝くことで周りの人々にも影響をもたらすことができる。そういった点に今回の受賞の意義があると考えています。私個人としては常に『何のために』『誰のため』を考え、日々診療にあたっています。私が輝くことで周りに光を与え、光が届いた方々も自らで輝く。そのように光が波及していき、日本全体が輝くほど豊かになればこれほど嬉しいことはありません」と岡田氏。掲げる理念を体現しつづけるその姿勢に、翳りは一切ない。

同クリニックの診療部門は訪問診療、美容、先進検査、オンライン診療の4つ。それぞれの部門にこだわりをもち、患者本人のみならず、周囲の家族や地域を意識した診療を行っている。診療を通じて美と健康、そして未来もサポートする総合的な取り組みが同クリニックの独自性を際立たせている。

それぞれの部門について岡田氏は「まず、訪問診療とはケアマネージャーや訪問看護ステーションのスタッフなど、さまざまな地域の方々と連携するもの。そういった方々が患者さま本人やご家族と向き合い、多くの人たちで構築された関係性の上に成り立つ医療のあり方です。地域の過疎化や少子高齢社会の現代にあたっては、地域医療に貢献できる取り組みだと自負しております。

次に美容診療。患者さまのコンプレックス解消に貢献することで自信につなげ、笑顔を増やす。この部門においても、患者さまに光をもたらすことを重視しています。

そして、検査部門では主に認知症の早期発見に取り組んでいます。従来、認知症の確定診断では複数の検査を実施することがあり、体のみならず経済的な負担も大きいものでした。その負担を少しでも減らし、かつ、早期発見により先々の対応の見通しが立てられることで、患者さまのためにもなる。このように、複数の医療を提供することで、より多くの人々、そして、社会に貢献していきたいです」と説明。また、オンライン診療ではエステサロンや鍼灸院と連携することで、患者と施術者の双方にとって安心安全を高める取り組みを行っている。

幸福の連鎖を社会全体、そして次世代へ紡ぐ

人と人のつながりを大切にし、一人ひとりの幸福を追求する同クリニック。その取り組みの先に、描く未来の構想とは。「直近で目指したいことは、ブランディングの強化です。当クリニックが根差す埼玉県川越市では、多くの方々に評価していただけたとの自負があるため、今後は規模を拡大していきたい。当クリニックの理念が全国に広がれば、豊かな社会につながるのではと考えています。そのためには、理念に賛同していただけるスタッフや医師などの仲間を集め、強力な組織にしていきたいです」という。

岡田氏の理想は豊かで幸福な日本を実現すること。国益になることには積極的に取り組み、次世代にもつないでいきたいと語る。「私が最も実現したいことの一つに、『ビア基金』の設立があります。経済的な理由で夢や目標を断念せざるを得ない若い方々に、道は途絶えていないということを示したい。自らの目標を持ち、実現していくポテンシャルを秘めた方々の支援は、日本にとっても有益なはずです。そのためにも、まずは私たちが日々の仕事をさらに磨き上げ、より多くの方々の幸福に貢献することが最優先だと考えています。そして、その報酬として付随する利益をさらに次世代へ還元する。この循環が実現できれば、豊かな日本へつながるでしょう」という。

与えられる側から、与える側へ。その信念をバトンのように次世代に渡していくことが日本への貢献になると話す岡田氏。「私もさまざまな挑戦をしつづけている最中。夢を持つことは世界を変えることにもつながると信じています。さまざまな挑戦や経験を通じて、多くを学び、意識が変化するほどにまで至れば、これほど大きな贈り物はありません。こうした強いマインドを持つ若い人々が1人、2人から始まり、100人にまで膨れ上がれば、日本を明るくしていく大きな力となるでしょう」と力を込める。同クリニックの「ビア」はスペイン語で「道」を意味する。周囲の一人ひとりの歩む道に寄り添う岡田氏。その道もまた光に満ち、確かな未来へと続いていく。

プロフィール

法政大学工学部建築学科中退。フリーターを経て、富山大学医学部医学科に入学。卒業後、同大学附属病院研修医として勤務。その間も他施設で研修を積む。その後、埼玉医科大学附属病院形成外科入局。入局後、国保旭中央病院、東京大学附属病院形成外科での勤務経験を積み、2023年、埼玉大学医科大学附属病院形成外科を退局。ビアジェネラルクリニック院長となる。