自分の人生は自らの力で切り拓く、実を結ぶまで試行錯誤を

2025.12.01

株式会社Ever Daisy
代表取締役社長 中澤弥依
https://everdaisy.net/

挫折を学びとし、次の挑戦に活かす

副業の多様化が進む中、主に物販スクールをコア事業とする株式会社Ever Daisy。代表取締役社長の中澤弥依氏もまた数々の副業をこなしてきた経験者。挫折を経験しながらも独自のノウハウを構築し、現在の事業を確立した。今回のチャレンジング賞受賞について中澤氏は「副業人口はここ数年で増加傾向にあり、副業自体の認知度が高まったことは当社としても追い風でした。そのような潮流の中、当社が評価され受賞に至ったのは非常に意味をもつもの。スタッフのみならず、生徒さんの喜びにもつながるものだと考えています」と所感を述べる。

中澤氏が副業と出会ったのは、旅行会社に勤めていた時の経験が背景にあった。企業勤めという働き方は合わないと感じ、自分自身でできる仕事を模索した結果、副業に挑戦することとなった。「会社員として生活をしていた頃は、失敗も少なくありませんでした。そこで、当時23歳だった私は、主婦の方、会社員の方、さらにいえば若者、私の母世代の方でも副業で結果を出せる枠組みやシステムを構築したいという想いを抱えるようになったのです」と過去を振り返る。

物販を含め、副業に挑戦する人々が増える中、インターネット社会における現代では情報の多さに振り回されることも少なくない。そのような状況で、同社は”正しい知識”と”安心して学べる環境”を提供することに注力している。一方で、現在の事業を確立するためには困難も少なくなかったという。「生徒さん一人ひとりによって、生活スタイルや考え方は異なるもの。そのような状況を鑑みず、自分自身の教え方が独りよがりだったと反省したこともありました。そうした経験から、生徒さん一人ひとりに合わせることの重要性を学んだのです」と語る。

さらに、当時を振り返り「生徒さんの中には、最初は『絶対に副業で成功する』とやる気にあふれて受講してくださるのですが、徐々にモチベーションが下がっていることが目に見えて分かることも。最初は私が一方向で応援しつづけていましたが、これではモチベーションの維持のみならず、成果にもつながらないと感じ、改善する必要性を感じたのです。こうして、生徒さんの話をしっかり傾聴することを学び、共に進んでいくことがいかに重要かを学びました。一方的に統一した知識やサービスを提供するのではなく、目の前の一人ひとりと向き合うこと。今ではこの点を大事にして事業を行っています」と語る。

継続は工夫ありきで誰でも可能に

チャレンジング賞の名の通り、試行錯誤を重ね、独自のノウハウを事業に存分に活かしている同社。中澤氏にとって挑戦とは何を意味するのか。「現在の事業に取り組む中で、私も大小問わずさまざまな失敗も経験しました。つまり、失敗を繰り返したからこそ学んできたことも多かったのです。また、挑戦の初期段階は辛いもの。慣れるまでが最も困難な時期のはずです。一方で、慣れていくことで楽しみを見つけることもできる。自分ができると思うようになるまで続けたことが、現在の結果につながっていると感じます」と継続の重要性を語る。一方で「現段階でもまだ成功したとは全く思っていない」と加え、これからも同社の挑戦は続いていくだろう。

”継続は力なり”という言葉がある一方、継続することは簡単なものではない。中澤氏はこの点について自分なりに工夫をこらしたと話す。「私は一人では何もできない人間だと自分のことを認識しています。だからこそ仲間をつくることを大切にしました。何故なら、仲間をつくることで、私も続けざるをえない状況になるためです。ある種、仲間の存在が拘束力になるともいえるでしょう。そのような方法が私にはあっていたのです。だからこそ、継続が難しい方には環境を変えることや仲間と共に取り組むなど、まずは自分に合った方法を模索していただきたいです」という。

現状に甘んじずに挑戦を重ね、事業を拡大する同社。中澤氏は今後の目標について「受講生を闇雲に増やす路線ではなく、まずは一人ひとりの満足度向上に努めたいです。そのためには、モチベーションを維持していただける支援のあり方をブラッシュアップすることが重要になるでしょう」と話す。

さらに、生徒に対してだけでなく、システム面のアップデートにも注力していく見込みだ。「物販とテクノロジーは非常に相性がいいもの。例えば、物販では実店舗に行って購入した商品の写真を撮影し、販売するという工程が発生します。しかし、生活や体の状況によっては、足を運ぶことが難しい方がいらっしゃるのも事実。だからこそ、体を使わずともテクノロジーで解決できるようなシステムを構築していきたいと考えています。実際、当社のスクールには子育て中の主婦の方や、50、60代の生徒さんもいらっしゃいます。外出が難しくとも物販に携わることが可能な仕組みの確立に向けて、今後も事業に注力してまいります」と力を込める。中澤氏の理念は、物販を通じて「副収入を得られる」だけでなく、「自分の力で人生を切り拓く経験」を届けること。理念の体現を目指し、中澤氏は今後も挑戦しつづけていく。

プロフィール

2019年に旅行会社に就職。退職後、副業をさまざま経験。数々の挫折を乗り越えて、現在の物販ビジネスを確立。「過去の自分と同様に悩む人々を助けたい」という想いから物販ビジネス講師としても活動開始。2024年には独自のサポート体制を構築し、より多くの人を体系的にサポートすべく「つくラボ」の立ち上げ準備を開始。2025年、物販コミュニティ「つくラボ」を正式に立ち上げ、活動を拡大中。